ダイアモンドナチュラルのドッグフードは柴犬にどう?評価について
ダイアモンドナチュラルのドッグフードは柴犬にもおすすめできるのかについてです。
コチラはアメリカにある「Diamond Pet Foods」という会社が販売しているのですが、向こうの方ではそれなりに知名度があり、有名のような感じにもなっています。
アメリカでは知っている人も多くいるという事です。
日本ではまだ知名度はありませんけど、輸入して販売している業者さんがいますので、そこから手に入れることはできるようになっています。
原産国がアメリカということになりますが、果たしてどんなドッグフードなのか?そこについて説明しています。
ダイアモンドナチュラルのドッグフードは
ダイヤモンド社の自社ブランドのドッグフードになりますが、コチラの会社は、欧米に自社工場を持っていて、そこでフードが製造されている事になりますので、それなりに大きい会社だという事が分かります。
普通は、他社工場にお願いして製造することがほとんどなので、そういった意味では評価できると思います。
自社で開発して、製造まで手掛けるので、管理もしやすくサービスも行き届きやすくなるからです。
ただ気になるのは、20121年に商品のリコールをしているようで、そこが少し気になるところでもあります。
それ以降は何でもないようですが、こういう小さいところから評価が下がっていくことになると思います。
1度の失敗が後で愛犬(柴犬)の健康トラブルになったとすると、1度だけであっても、失敗はあってはならないような感じもしています。
口に入れるものですがから、やはりしっかりとしてもらわないと飼い主さんとしても困ると思います。
その話はさておき「ダイヤモンドナチュラル」の特徴をまとめると、このようになっています。
- 3タイプのドッグフードがある
- グレインフリーのフードがある
主にこの2点が特徴になってきます。
「ダイヤモンドナチュラル」は3タイプに分かれる
コチラのドッグフードは、3タイプにドッグフードが分かれています。
- グレインフリーシリーズ
- ナチュラルシリーズ
- ダイアモンドシリーズ
この3タイプに分かれていますが、種類にすると、全部で19種類もありますので、愛犬の年齢や健康状態に合わせて選ぶことができるようになっています。
種類が多いという事は、それだけ選択肢が増えるので、選ぶ側からすると助かることになるで、ここも高い評価を与えることができると思います。
グレインフリーシリーズ
グレインフリーシリーズは、全部で3種類あります。
- チキンベース
- ビーフベース
- 白身魚ベース
この3種類で、ベースがそれぞれ違うことが分かると思います。
この中でいうと、やはり魚ベースが柴犬に一番おすすめできます。
理由は、魚は自然界で育った素材を使うことが多く、餌についても自然である事が予測できるからです。
でも動物ベースの場合は、どのような餌を食べてきたのかが分からないところがあるからです。
もしかすると、良い餌を与えて育ってきた鶏や牛かもしれませんが、そこが不透明だけに、予測での判断をするしかありません。
また日本犬は、元から魚や穀物を食べてきた犬種になるので、どちらにしても魚とは相性が良いと言えます。
そのような理由から、魚ベースの方が柴犬にはおすすめできます。
ナチュラルシリーズ
ナチュラルシリーズは全部で10種類に分かれています。
- チキン&ライス(パピー)
- ラム&ライス(パピー)
- チキン&ライス(成犬)
- ビーフ&ライス(成犬)
- ラム&ライス (成犬)
- チキン&ライス(成犬)
- ラム&ライス(成犬・大粒)
- ラム&ライス(ライト)
- チキン&ライス(シニア)
- チキン&ライス(活発犬用)
この中では、どれも柴犬に推薦できるものはないと思います。
理由は後で話しますが、これだけで種類があるので、選びやすいとは思います。
ダイアモンドシリーズ
続いてダイアモンドシリーズですが、コチラは全部で6種類に分かれていますが、コチラは質的にかなり落ちますので、説明を省かしていただきます。
ベースが副産物系の肉になっているので、市販の粗末なドッグフードとあまり変わらないような内容になっています。
グレインフリーシリーズの魚ベースの原材料
「ダイヤモンドナチュラル」の中で、強いて柴犬におすすめできるグレインフリーシリーズの魚ベースの原材料についてです。
白身魚、フィッシュミール、サツマイモ、エンドウ豆、ひよこ豆、エンドウ粉、キャノーラ油(混合トコフェロールで保存)、トマト滓、馬鈴薯タンパク、亜麻仁、ナチュラルフレーバー、食塩、塩化コリン、乾燥チコリ根、ユッカエキス、トマト、ブルーベリー、ラズベリー、ラクトバチルス・アシドフィルス、ビフィドバクテリウム・アニマリス、ラクトバチルス・ロイテリ、ビタミンEサプリメント、鉄タンパク化合物、亜鉛タンパク化合物、銅タンパク化合物、硫酸第?鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、硝酸チアミン(ビタミンB1)、マンガンタンパク化合物、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンAサプリメント、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンB12サプリメント、リボフラビン(ビタミンB2)、ビタミンDサプリメント、葉酸
*文字の青いところは詳しい成分の働きを見ることができるようになっています。
となっています。
気になるのは、やはりフィッシュミールです。
ただ動物のミールからくらべてまだ安心はできると思います。
でもミールを使うという事は、この時点で新鮮な魚を使っていないことを意味しますので、ここが評価の探るところです。
また後で添加されているものが、かなりの量になるので、ここも評価としては下がるところになります。
グレインフリーシリーズの魚ベースの成分
「ダイヤモンドナチュラル」の上記の魚ベースの成分です。
- タンパク質 24.0 % 以上
- 脂質 14.0 % 以上
- 粗繊維 5.0 % 以下
- 水分 10.0 % 以下
- 代謝可能エネルギー3580 kcal/kg
成分については、特に気になるところはありません。
総合栄養食としての栄養素になっていると思います。
ダイヤモンドナチュラルの取り寄せについて
コチラのドッグフードは、ネットでの取り寄せになりますが、楽天やアマゾン、その他の販売店でも取り扱いをしています。
一番安心できるのは、直通で取り扱いをしている販売業者になります。
アマゾンの場合は、転売目的の人がいますので、管理がどのようにされているのかが分かりません。
また実際にドッグフードでのトラブルが起こっていますので、注意が必要です。
ダイヤモンドナチュラルの総合評価
ダイヤモンドナチュラルを総合評価で、評価すると、柴犬にはちょっと不向きだと思います。
やはり最大の理由は、素材の質が不透明だという事と、他の動物ベースのドッグフードにしても、ミールを使用しているためです。
どの部位を使用しているミールなのか、そこをハッキリとしてくれないと、やはり少し不安な面が残ります。
中にはしっかりと副産物を使っていないことを宣伝しているところもあるので、そこについては、少しは安心できますけど、やはりそこについて、何も説明がないという事は、懸念材料になってきます。
ただミールがベースとなっていないので、使われているとしても少しだけかもしれませんが、もしあまり良質なものを求めていないのであれば、ドッグフードとして与えることはできると思います。
ただ柴犬のために、良質なフードを求めているのであれば、別なものにした方が良いと思います。