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ドッグフード!メディコート(アレルゲンカット)の評価

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ドッグフード「メディコート(アレルゲンカット)」について評価していきたいと思います。

 

メディコート(アレルゲンカット)はペット用品を幅広く展開するペットラインから販売されているドッグフードです。

 

とくに、メディコートのアレルギー対策用品として開発されているために、多くのこだわりをもって作られています。

 

ラインナップも多く展開してあり、大きく分けて「ドライタイプ(魚&お米、魚&えんどう豆蛋白)、ウェット(パウチ)、おやつ」の4種類です。

 

そのなかでも年齢や粒の大きさなどで、ドライタイプ(魚&お米)で8種類、ドライタイプ(魚&えんどう豆蛋白)で2種類、ウェットタイプが4種類、おやつが6種類も用意されています。

 

これだけ多くの種類があるのは珍しく、愛犬の状態や用途によって選ぶことができるようになっています。

 

では、アレルゲンカットでも多くのラインナップが用意されていますが、中身も本当に配慮されているのでしょうか?

 

今回は柴犬にも適切かどうかという点から解説していきます。

 

 

メディコート(アレルゲンカット)の特徴

 

「メディコート(アレルゲンカット)」はラインナップも多いですが、とくにドライタイプではアレルゲンの原因をタンパク質と捉えています。

 

そのため、アレルゲンとなりやすい牛肉、乳製品、小麦、鶏卵、鶏肉、大豆などのたんぱく質を使用せず「魚とお米」もしくは「魚とえんどう豆蛋白」に主原料を限定しています。

 

それだけでなく、毛艶や皮膚の健康のために抗酸化成分を含むゴマ粉末やグルタチオン酵母、セレン酵母も配合されています。

 

つまり、アレルゲンとなりやすい原材料を除いたせいで足りなくなった成分を他のもので補っているのですね。

 

では、これらの取り組みを原材料にまで反映させているのでしょうか?

 

今回はアレルゲンを気にする柴犬にとっても安心安全なドッグフードかどうか、原材料からみていきたいと思います。

 

 

メディコート(アレルゲンカット)の原材料

 

メディコート(アレルゲンカット)の原材料です。

 

穀類(米、米粉 、米ぬか)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス、フィッシュコラーゲン)、油脂類(動物性油脂 、ライスファットカルシウム、ガンマ-リノレン酸)、種実類(ゴマ粉末)、糖類(フラクトオリゴ糖)、グルタチオン酵母、シャンピニオンエキス、ブドウ種子エキス、ビタミン類(A、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

 

 

メディコート(アレルゲンカット)の原材料の評価

 

一番多く配合されている原材料は「穀類(米、米粉、米ぬか)」でした。

 

アレルゲンカットというシリーズのため米や魚に主原料は絞られていますが、穀類が一番多く配合されているという結果になりました。

 

白米か玄米なのかで変わってくるのですが、米そのものは犬にとっても吸収率が良い原材料となっています。

 

それだけでなく、ミネラルやビタミン類、必須アミノ酸も含まれているために重要な栄養源といえます。

 

ただ、米粉や米ぬかについては栄養価も高くなく、本当に必要なのか疑問に思える配合です。

 

犬にとって穀類が駄目とされている理由は、植物性タンパク質で組成されているからです。

 

もともと肉食動物であったオオカミを祖先に持つ犬は動物性タンパク質の吸収に長けています。

 

そのため、この「メディコート(アレルゲンカット)」でも穀類はだけに絞っているようです。

 

ただ、米粉と米ぬかを使用せずに、米だけでも良かったのではないかなと思います。そのため、評価としてはいまひとつと言えます。

 

次に多く含まれているのは「魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス、フィッシュコラーゲン)」でした。

 

このフィッシュミールというものは特定の魚の部位だけを使用しているのではなく、さまざまな魚の部位を使用しているということを指しています。

 

一般的にフィッシュミールを使用した際には、製造途中で部位や品質、添加物の有無は記さなくてもよいことになっています。

 

しかし、メディコート(アレルゲンカット)ではフィッシュミールの内容物についても詳細が記されています。

 

つまり、魚のなかでも多くの部位は使っているけれど人口添加物などは使用していないということです。

 

これは、フィッシュミールを使用していますが、内容は詳細に記載されているために問題ないと言えるため高評価です。

 

「油脂類(動物性油脂、ライスファットカルシウム、ガンマーリノレン酸)」とあります。

 

これは、メディコート(アレルゲンカット)のこだわりの1つでも記載されていました。

 

動物性油脂はさまざまな動物から抽出した油のため、安全性の面からあまりオススメはできません。

 

さきほどのミール類と同じく、動物性油脂の製造過程で部位や添加物の有無を記載する必要がないためです。

 

また、ライスファットカルシウムとは米を原料とした脂質のことです。

 

ガンマーリノレン酸とともに配合されているということで、毛艶や皮膚に配慮していると考えられます。

 

ただ、動物性油脂は必要なのかは疑問に思うところなので評価は普通です。

 

そして「酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)」とあります。

 

安価なドッグフードには人口保存料が使用されているのですが、ミックストコフェロールもビタミンEのことなので天然の保存料が使用されているといえます。

 

したがって、「メディコート(アレルゲンカット)」の原材料はアレルゲンに配慮しつつも穀類がベースとなっている配合でした。

 

関連:柴犬に穀物が入ったドッグフードは辞めた方が良いのか知りたい

 

 

メディコート(アレルゲンカット)の成分

 

メディコート(アレルゲンカット)の成分です。

  • たんぱく質20.0%以上
  • 脂質10.0%以上
  • 粗繊維3.0%以下
  • 灰分10.0%以下
  • 水分10.0%以下
  • 代謝エネルギー(100g当たり)約335kcal

 

メディコート(アレルゲンカット)の販売店

 

ドッグフード「メディコート(アレルゲンカット)」はホームセンターなどでも手に入れやすいドッグフードです。

 

ただ、ラインナップの多さから在庫が揃っているネットショップで購入することをオススメします。

 

アマゾンや楽天市場でも購入することができますが、アマゾンは転売目的の販売者も少なからずいるようです。

 

ですので、購入される際は価格に気をつける必要性がありそうです。

 

 

  • 公式サイトURL

http://www.petline.co.jp/medycoat/lineup/allergencut/

 

 

メディコート(アレルゲンカット)の総合評価

 

アレルゲンに配慮されたつくりとなっていますが、穀類がベースになっているということも分かりました。

 

また動物性油脂を使っていることが少し気になるところでもあります。

 

よって、アレルゲンを気にする柴犬にもオススメできるかというと「ベースが穀類のためイマイチ」というのが正直な評価です。

 

もちろん、配慮されているため一般的なドッグフードよりもアレルゲン対策には向いているとも言えます。

 

ただ国産のフードで、今回のようなフードを求めている場合は下記のようなものがおすすめだと思います。

 

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