柴犬に生肉を与えるのは危険?メリットやデメリットは?
愛犬でもある柴犬に生肉を与えてみようかな?
このように考える飼い主さんもいると思います。
どこかで「犬は生肉を食べても大丈夫のようなことを聞いたことがある」という情報、または手作りフードに混ぜて与えてみようかな?
という事で、チャレンジしてみたい気持ちがあるけど、でも実際、人間の場合は食中毒を起こす危険性もあるので、そこも引っかかり、何かモヤモヤっとしている人も多いかもしれません。
そこで今回、柴犬に生肉を与えることについて、どのような事なのかについてまとめています。
犬(柴犬)は生肉を食べても大丈夫な体になっている
最初に結論からいうと、柴犬も含め生肉を食べても大丈夫ようになっています。
犬の祖先はオオカミと言われていますが、そのオオカミの枝分かれが犬という存在になります。
そのため野生の犬も昔はいたという事になります。
野生ですから、火を使うことはできませんので、小動物をそのまま食べていたことになるので、そのためどの犬種についても生肉は食べることができるようになっています。
消化については人間の20倍の消化力を持っているとされています。
そのうち人間と暮らすようになりましたが、根本的なことは変わっていませんので、消化率はとても高くなっています。
でもそのうち人間の都合で改良されて、色々な犬種が誕生することになりましたので、どの犬種も生の肉を食べることに適しているとは限りませんので、そこには注意が必要です。
ただ柴犬であれば問題なく食べることができます。
ちなみに祖先のオオカミに最も近いのが柴犬と言われていますでの、その血筋を引き継いでいるので、消化は普通にできます。
でもどの肉も与えても良いわけでもありません。
柴犬に生肉を与えるときの注意点と種類
柴犬も含め、ほとんどの犬種は生肉を食べることができます。
牛肉、豚肉、鶏肉など、人間でも食べる一般の肉でも食べることができるようになっています。
でもスーパーで販売されているものは避けるようにした方が良いと思います。
理由は食中毒のリスクがあるからです。
スーパーで販売されているものは、基本的に生食を想定しているものではなくて、加熱をすることを想定して販売されている事になります。
そのため新鮮であるのかどうかの判断をそこですることができません。
できないという事は、新鮮でない可能性もあるとうい事です。
またどこに国なのか産地よっても新鮮度は変わってくる事は分かると思います。
必ずスーパーで販売されているものは国産だとは限らず、アメリカ産だったり、ブライダル産、または中国産など、色々な国から取り寄せた生肉を販売している事もあります。
安全性に欠けた場所での処理は少し怖いところがあります。
そのため食べられないわけでもないかもしれませんが。スーパーで販売されている肉は避けた方が無難になってきます。
特にレバー関係なんかは、食中毒のリスクが上がるので必ず過熱した方が良いと言えます。
もしスーパーで販売されている生肉を与えるのであれば、鮮度や産地をしっかりと確認してから与えるようにします。
ただあまりおすすめすることはできません。
柴犬に安心できる生肉は馬肉になる!
柴犬に与える生肉で安心できるのは馬肉になります。
理由は限りなく食中毒のリスクが低いため、そしてカロリー低いためです。
牛肉や豚肉、鶏肉があまりおすすめできないのは、上記で話したように食中毒のリスクががあるたですが、肉自体に食中毒菌が付着しているわけではなく、元は腸管内にサルモネラ菌やカンピロバクターが付着している事があるためです。
そして加工しているときに、その腸管内にいた食中毒菌が他の肉の部位に付着することがあります。
要するに二次感染することがあるという事です。
鶏肉でいうと、サルモネラ菌などの感染率は約20%〜30%と言われています。
それらのほとんどの細菌は75℃以上で1分以上加熱処理をすることで大丈夫ですが、このような理由からあまりおすすめできません。
でも馬の場合は、牛肉や豚肉などのから比べても体温が高く、40度ぐらいあります。
そのため他の家畜の肉から比べても元から雑菌が繁殖しにくくなっていますので、生肉であれば馬肉が柴犬に一押しできるわけです。
さらにカロリーは低く、低脂肪、高たんぱく質となっている肉ですから、柴にはピッタリの肉質とも言えます。
また柴は日本犬のため、高カロリーな肉を苦手としている傾向にあります。
柴犬に生肉を与えるメリットはなに?
そもそも何のメリットもないのであれば、無理をして生肉を与える必要もありませんが、メリットは色々とあります。
- 良質なたんぱく質が取れる
- 酵素が取れる
- ビタミンが取れる
- ミネラルが取れる
- 食いつきが良い
一言でまとめると「愛犬(柴犬)の健康のためになる要素が強い」という事になります。
生肉でないと取れない栄養素もわるわけです。
酵素なんかは特にそうですが、ドッグフードにしてしまうと熱で肉に含まれる酵素がすべて破壊されてしまいます。
犬も人間も酵素を作りだす量には限りがあると言われていますが、どちらにしてもこの栄養素がないと、体が円滑に働きません。
その栄養素をダイレクトに取ることができます。
ビタミンなんかは「熱に弱い」、このように聞いたことがある人も多いと思いますけど、それも間違いないことで、ビタミンは熱に弱いために、ドッグフードしてしまうと、肉に含まれるビタミンのほとんどは残らなくなります。
そのため後で別にビタミンを添加することになるのですが、そのビタミンなんかもダイレクトに取得することができます。
生肉を与えるメリットは、良質な栄養素を補給することにメリットがあります。
柴犬の健康の面ではこんな良いこともある
生肉から良質な愛犬(柴犬)のためになる栄養素を多く取得することができるという事は、それがそのまま健康の面にも反映される事になります。
柴犬でいうと、下記のような健康維持に期待ができます。
- アレルギー対策
- 毛艶の健康維持
- 口内の健康維持
- 肥満の対策
- 白内障のリスク軽減
など、柴犬特有の病気の対策にも期待ができます。
体に良い材料が多ければ、それだけで犬の健康面も期待ができる事になります。
この考え方は人間も一緒です。
- 生肉を犬に与えるときの量や注意すること
生肉を愛犬(柴犬)に与えるときの量についてですが、これはドッグフードと一緒に与える場合と、手作りフードで与える場合は少し違うことになります。
- ドッグフードと生肉を混ぜる場合
ドッグフードと生肉を混ぜて与える場合は、全体の摂取カロリーの2割ぐらいが良いとされています。
例えば全体のカロリーが100kcalであれば、肉を20kcalぐらいを与える感覚です。
- 手作りフードで生肉を混ざる場合
今度は手作りフードのケースですが、この場合はたんぱく質量などを計算しなくてもいけないので、相当面倒なことにあるのですが、目安としては体重10sに対して、1日約150gぐらいが目安と覚えておくと良いと思います。
あくまでも目安なので、肉以外に野菜などを混ぜるものによって変ってくることなります。
- 最初は適量からスタート!
今まで生肉を食べてきたわけでもないので、いきなり大量に愛犬に与えてしまうと、お腹がびっくりしてしまうかもしれませんので、最初は少量からスタートしていき、徐々に増やしていく方が無難です。
柴犬に与える生肉でおすすめは?
先程話したように、柴犬であれば馬肉が一番おすすめできます。
ただ馬肉はスーパーで販売されていることはほとんどありませんので、地域にある専門店を探すと良いと思います。
ただ今は便利で、犬用の馬肉の生肉を取り寄せることもできます。
いくつか種類があるのですが、下記に紹介しているものがおすすめです。
馬肉というと、生産量にしても質についても熊本県産が良質とされています。
その熊本県産の馬肉を使ったもので、人間でも食べる事ができる新鮮な良質なものを取り寄せる事ができるようになっています。
詳細をまとめていますので、確認してみて下さい!