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柴犬はトマトを食べても大丈夫?栄養の働きと注意点を解説

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トマトは、人にとっては食べる事は様々な効果があり、健康を維持する手助けをしてくれる食べ物ですね。

 

では、日本人と一緒に生活をしてきた柴犬にとっても健康を維持する手助けをしてくれる食べ物なのでしょうか?

 

そもそも、柴犬にトマトを食べさせても大丈夫なのでしょうか?

 

ドッグフードにも含まれることがありますが、今回は、柴犬にトマトを食べさせるメリットや注意点について紹介していきたいと思います。

 

 

トマトは柴犬が食べても大丈夫な素材!どんなメリットがある?

 

柴犬にトマトを与えたいと思っている飼い主は、まずはトマトがどういった栄養があり、柴犬に与えるメリットはあるのかをよく理解する必要がありますね。

 

結果からいうと、食べても大丈夫な素材になってきます。

 

トマトには、リコピンと呼ばれる成分が含まれています。

 

リコピンは、特に完熟したトマトに多く含まれる体のサビを落とす働きがある成分で、人間では大病などのリスクを下げたという研究結果が発表されています。

 

体のサビとは老いを早める物質のことになりますが、そのサビを早くに追い出してくれるものが、今回の素材に含まれていることになります。

 

具体的には血管がボロボロになる事や代謝が低下することなどを防ぐ働きなど期待ができ、高齢になってくると特に摂取したい食べ物です。

 

人でもそうですが、犬も年を取れば老化をしてしまいます。

 

これは、生き物として避けては通れない道ではありますが、リコピンを摂取すると老化が緩やかになり、元気に生活できる期間を長くする事に期待もできます。

 

柴犬でも同じような働きがあるのかはよくわかっていませんが、これからの研究によっては柴犬でも同じような働きが表れる可能性はないとは言い切れませんね。

 

また、トマトには「13-oxo-ODA」と呼ばれる栄養素が含まれていて、血液の関係の病気のが対策に良いという研究結果が京都大学から発表されています。

 

これも人間に現れる働きの確認になりますが、リコピン同様にこれからの研究結果によっては犬にも期待ができるという研究が発表される可能性はあります。

 

またトマトにはビタミンCが豊富に含まれていて、肌の状態を良くする手助けをしてくれます。

 

また、カリウムなどの栄養が含まれているので、柴犬の健康を向上させるのは手助けをしてくれます。

 

トマトは水分が豊富に含まれているので、水分補給には適しています。

 

特にのどの渇きに気付きにくい老犬には適した食べ物といえますし、ドッグフードにも含まれている場合の栄養価値としても高いものになってきます。

 

 

トマトの栄養成分

 

(100gあたり)

エネルギー 19kcal カロテン 540μg ナトリウム 3mg
水分 94g ビタミンE 0.9mg カリウム 210mg
たんぱく質 0.7g ビタミンK 4μg カルシウム 7mg
脂質 0.1g ビタミンB1 0.05mg マグネシウム 9mg
炭水化物 4.7g ビタミンB2 0.02mg リン 26mg
灰分 0.5g ナイアシン 0.7mg 0.2mg
飽和脂肪酸 0.02g ビタミンB6 0.08mg
不飽和脂肪酸 0.04g 葉酸 22μg
コレステロール 0 パテント酸 0.17mg
食物繊維 1.0g ビタミンC 15mg

 

コレステロールが一切なく、ビタミンでいうと、カロテンやビタミンCが多いことが分かると思います。

 

β-カロテンはビタミンAになるとされていますが、これが粘膜や皮膚の健康に役立つとされているので、皮膚トラブルが柴犬の対策にも、役立つことになります。

 

 

トマトを柴犬に生で与える時の注意点はある?

 

トマトには柴犬にとって健康を害するようなものは含まれてはいないので与える事ができないものではありません。ただ、生で与えるときは注意するべき事はあります。

 

まず、与えるのは完熟したトマトにします。

 

未熟のトマトには、トマチンという物質が多く含まれていて、それには毒性があり、犬に与えてどういった害があるのかはよくわかってはいませんが、柴犬に与える事は避けたほうがいいですね。

 

また、トマチンはトマトの花や葉、茎に含まれているので、こういったものを柴犬には与えないようにしましょう。

 

完熟のトマトをいくらでも与えていいわけではありません。

 

与えすぎは軟便になったりする可能性もあるので、丸々1個を与える事はしないようにしましょう。

 

犬の体は、特に野菜などを食べる事に適しているような構造にはなっていないので、人のようにどんどん食べていいわけではありません。

 

そして、今まで食べていなかったのにたくさん食べると消化不良を起こしてしまう事があるので、食べさせ始める際には1口サイズから少しずつ食べさせていきます

 

また、体にいいからといって柴犬が嫌がっているのに、無理に食べさせる事もやめましょう。

 

ウンチが柔らかくなってきたら食べさせすぎの危険性があるので、その際には食べさせる量を調整して、その柴犬が食べる事ができる適量を確認して柴犬の体に無理をしない範囲で食べさせていくようにします。

 

トマトの抗酸化作用があるリコピンですが、油に溶ける脂溶性なので、生より加熱したり、油と一緒に摂取したほうが犬にとって吸収しやすいとされています。

 

柴犬が大好きな牛肉や豚肉と一緒に煮込んだりすると、リコピンを効率的に摂取できます。

 

また、トマトを使ったメニューを与える際に注意するべきはカロリーの摂りすぎです。

 

ドッグフードは、基本的に他の食べ物は食べさせる必要がないように作られているので、トマトを使ったメニューを食べさせる場合には少しドッグフードを減らして、必要以上にカロリーを摂取しないようにしましょう。

 

食べさせすぎは、体重を定期的に測定していればよくわかるので、運動量は同じなのに体重が増えている場合には食べさせすぎの危険性があるので、食餌量の見直しを行いましょう。

 

 

柴犬にトマトを与えるメリットと注意点まとめ

 

柴犬にとってもトマトを食べさせる事は、健康を維持する為に効果があるので、良い事ではあります。

 

ただ、食べさせる量に関しては注意しないと逆に健康を害する危険性がないとも限りません。柴犬にトマトを食べさせる際には、適量に注意しながら、柴犬の体に無理をさせないようにおいしく食べさせるようにしましょう。

 

また、生よりも加熱したりした方が効果があるという事なので、柴犬がおいしく食べれるメニューを柴犬と試行錯誤しながら探しても、楽しそうですね。

 

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