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サーモンベースのドッグフードは柴犬にどんなメリットがあるの?

鮭とサーモン,ドッグフード

 

ドッグフードに原材料として、サーモンが含まれていることがありますが、これが柴犬にとって、どのようなメリットがあるのかについてまとめています。

 

サーモンというと、鮭と呼ぶ人もいますが、実はこれは違う魚のことで、栄養についても生体にしても、少し違うところがあります。

 

その違いや、栄養素の違い、またドッグフードだけではなくて、手作りのような感じで与えることもあると思いますので、その時に生のサーモンは犬に与えても大丈夫なのか、また注意点もありますので、そこの当たりも含めてまとめ解説しています。

 

 

 

サーモンと鮭の違いとは?

 

鮭やサーモンは人間にとっては身近な食材ですが、生のサーモンは柴犬に食べさても大丈夫なのかと不安に感じる人も少なくありません。

 

結論から言うとこれらは柴犬に食べさせても支障はありませんし、非常に優れた栄養成分を持っているため健康管理に役立つ食材といえます。

 

大切な犬の食事にぜひ取り入れたい食材の一つでしょう。

 

この二つを同じものとして考えている人もいますが、実際には違う魚です

 

鮭はサケ科サケ属の魚で、正式名称はサケもしくはシロザケと呼ばれています。

 

一方、すしネタや刺身としてサーモンと呼ばれている魚は、シロザケではなくサケ科タイヘイヨウ属のニジマスです。

 

お刺身で食べられるのがサーモン、食べられないのが鮭、そんな感じで覚えておくと覚えやすいと思います。

 

鮭は消化吸収がしやすい良質のたんぱく質豊富で、含まれている脂肪分も良質なため犬の筋肉や成長に有効な魚です。

 

オメガ3系脂肪酸と呼ばれるこの良質な脂肪は血中のコレステロールを抑えて血液の流れを整え、人間だと血液関係の病気の対策に期待されるものです。

 

切り身は赤い色をしていますが、この赤色は天然色素の一種であるアスタキサンチンによるものです。

 

このアスタキサンチンは体内の体の中を錆びさせるものを取り除くため、細胞が酸化することによって引き起こされる老いを防ぐことに期待できます。

 

 

ドッグフードの原材料に使われるサーモン栄養と働きとは?

 

鮭は強化吸収しやすいたんぱく質、多くの効能を持つ脂肪、複数のビタミンなど非常に優れた栄養素を含んでいる食材です。

 

実際に摂取したたんぱく質を体内で利用するには必須アミノ酸と呼ばれるもののバランスが重要になりますが、サーモンのたんぱく質はこの必須アミノ酸のバランスが非常にいいため消化吸収がしやすくなっています。

 

含まれている脂肪は、二重結合を含む不飽和脂肪酸で、DHAやEPAと呼ばれているものです。

 

DHAやEPAは不飽和脂肪酸の中でもオメガ3系脂肪酸に分類し、血液の流れをよくし、動脈硬化や高血圧などの血管トラブルが原因の病気を防ぎます。

 

柴犬にとってはエイジングケア、体の活力の向上、大病の対策に期待できるでしょう。

 

ほかにも炎症を抑えたり、その他の働きから柴犬の毛質を、つややかで健康的に保つ手伝いをします。

 

サーモンベースのドッグフードにはこれらの優秀な栄養素が含まれていることが多く、犬の内外のケアに有効です。

 

犬の体質によってはチキン系のたんぱく質を与えることができないケースもあります。

 

その場合、サーモンベースのドッグフードは栄養素やバランスともに優れているので、よい代替えフードになるでしょう。

 

関連:ドッグフードに含まれるサーモンオイルは柴犬にどんなメリットがある?

 

 

生のサーモンの場合は骨や寄生虫に注意すること!

 

優れた栄養価を持つサーモンですが、柴犬に生で食べさせる際には注意が必要です。

 

天然物の魚の切り身にはアニキサスなどの寄生虫がついており、食中毒のリスクがあります。

 

厚生労働省によると、切り身に付着した虫を柴犬が食べると、虫が胃や腸の壁に刺入して食中毒を引き起こしますとあります。

 

柴犬も人間と同様に嘔吐や激しい痛みを伴うケースが多いです。

 

切り身には注意が必要ですが、日本で一般的に刺身として流通しているものは養殖のサーモンで、虫の心配はほぼありません。

 

天然のものであったとしても、正しく冷凍や加熱処理がされていればアニキサスは死滅してしまいます。

 

犬に与えるドッグフードの場合は、作る過程で加熱処理を行うため、虫による食中毒の危険性は低いでしょう。

 

また、切り身には魚特有の細かな骨が含まれ、犬が骨を一緒に食べることで口内を傷つけてしまう危険があります。

 

切り身の状態であれば細かな骨を取り除く作業は手間がかかってしまいますが、ドッグフードは魚の骨も細かく砕いて中身に混ぜ込んでしまうため、魚の骨で犬がけがをする心配もありません。

 

サーモンはそのままで与えるよりもドッグフードとして与えるほうが理にかなっていると考えられます。

 

 

サーモンのドッグフードのメリットまとめ

 

サーモンはたんぱく質、不飽和脂肪酸、多種多様なビタミンなどを含む優れた食材です。

 

たんぱく質は消化吸収がよく、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は血液の循環の正常化に効果があります。

 

それは柴犬においても同様で、サーモンのドッグフードを摂取することで毛並みがよくなり美しく健康的な見た目になる、体を守る働きが向上し老いの原因となる体のサビを抑制するのでアンチエイジングのメリットも期待できるでしょう。

 

生のサーモンをそのまま食してしまうと、アニキサスなどの寄生虫による食中毒のリスクがありますが、適切な方法で加工されたドッグフードであれば安心して食べさせることができます。

 

また、魚特有の細かい骨も、加工の際に取り除かれているので食事の際に口内を傷つけてしまう心配もありません。

 

加えて生の切り身にはビタミンB1を分解してしまう酵素が含まれているため、柴犬に連日与えてしまうとビタミンB1の欠乏が生じてしまいます。

 

分解酵素は加熱処理すると破壊され効果を失うので、ドッグフードとして加熱の加工をされたもののほうが適しています。

 

愛する柴犬にはいつまでも元気で美しくいてほしいものです。上手に活用して愛犬の健康管理に役立てましょう。

 

また柴犬は魚を主食にしてきた犬種なので、とても相性が良くなっています。

 

そしてサーモンも多く配合されているドッグフードでいうとコチラが「柴犬にモグワンのドッグフードはおすすめ?特徴と評価」推薦できます。

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