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ドッグフード「サイエンスダイエット」の評価とまとめ

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ドッグフード「サイエンスダイエット」といえば、ヒルズから販売されているドッグフードとして有名です。

 

1939年の創業以来、常にペット栄養学を基礎とした開発研究に力をいれており、現在では多くの人から支持されるまでになっています。

 

とくに、米国の獣医師からナンバーワンに推奨されているということを前面に出しており、栄養も豊富で健康的なドッグフードになっているようです。

 

たとえば、栄養バランスだけではなく品質とおいしさにこだわった原材料が使用されています。

 

チキンやラム、サーモンなどの自然素材を使用しているだけでなく、高品質のタンパク質や抗酸化成分も配合されています。

 

加えて、合成の香料は保存料を使用していないという愛犬にとっても安心できるものになっているようです。

 

他にも、満足保障という独自のシステムを導入しており、購入しても満足できない場合は全額返金できるようになっています。

 

では、これらの取り組みが原材料にまでしっかりと反映されているのでしょうか?

 

柴犬にとっても最適かどうかを評価しながら、みていきたいと思います。

 

 

サイエンスダイエットの特徴

 

ドッグフード「サイエンスダイエット」は、名前の通り体重管理と健康管理を目的したドッグフードとして開発されています。

 

とくに開発における段階で、科学的根拠に基づいた臨床栄養学の考え方を応用した始めてのメーカーとして知られています。

 

ヒルズでは人に対して行われる医療研究と同様の方法で試験を実施しており、高い水準を備えたドッグフードを生産、提供しているようです。

 

では、そのようなヒルズが開発したダイエットに特化したドッグフードは本当に良いものなのでしょうか?

 

柴犬にも良いといえるかどうか、原材料をみていきます。

 

サイエンスダイエットの原材料

 

サイエンスダイエットの「健康ガード 腎臓・心臓 7歳〜」を例にしています。

トリ肉(チキン、ターキー)、トウモロコシ、小麦、米、動物性油脂、トリ肉エキス、植物性油脂、亜麻仁、ポークエキス、トマト、柑橘類、ブドウ、ホウレンソウ、ミネラル類(ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、 コリン)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤 (ミックストコフェロール、ローズマリー抽出 物、緑茶抽出物)

 

一般的な添加物は使用していないので、ここは安心できると思います。

 

 

サイエンスダイエットの原材料の評価

 

サイエンスダイエットの原材料で気になる「トウモロコシ、小麦」についてですが、トウモロコシは穀類に分類されるもので、犬にとって穀類は最適な原材料とは言い難いという人もいると思います。

 

これに関してヒルズは、トウモロコシには炭水化物や必須脂肪酸、タンパク質を供給する重要な栄養源としています。

 

肝心の栄養の吸収については、原材料の質が高ければ吸収率も高くなるとしており、問題はないと明記しています。

 

また、サイエンスダイエットということで、主原料に穀物をもってくることで消化吸収率や栄養素についてバランスを取ったという見方もできます。

 

したがって、完全に主原料としてのトウモロコシと小麦が悪いとは言い切れませんが、納得して与える必要性はありそうです。

 

でも適量であれば、そんなに気にするようなことでもないと思います。

 

そして「トリ肉(チキン、ターキー)」なども含まれていますが、これはヒルズがこだわっている原材料の1つとして挙げており、厳選された新鮮な鶏肉のみを使用しているとしています。

 

一般的なドッグフードでは、チキンミールと呼ばれるものを使用していることも多いだけに、質の高い鶏肉が使用されているのは評価できると思います。

 

ただ「動物性油脂、コーングルテン」と配合されています。

 

この動物性油脂ですが、飼い主によっては避ける人も多い原材料です。

 

動物性油脂とは、特定の動物から抽出した油ではなく、さまざまな動物から抽出された油のことです。

 

この動物性油脂を製造する過程で、しっかりとした品質検査や添加物の有無を公表していると安心はできます。

 

しかしヒルズの場合は、製造過程の詳細を公表していないためここはどうかと感じます。

 

また、コーングルテンとはコーンスターチを作る際に生成される副産物のことです。

 

通常のトウモロコシからデンプン質を取り除いたものなので、犬にとっても非常に吸収率が良い原材料になっています。

 

また、食物繊維も豊富で必要な栄養素も含んでいるために配合している場合でも問題ないと言えるでしょう。

 

このように原材料のこだわりが強いとされているヒルズですが、公式ホームページでは原材料リストだけでは品質はわからないとしています。

 

理由として「原材料と同じくらいに大事なのが、栄養素」としており、ライフステージやライフスタイル、病気の症状に基づいた上で必須栄養素に適合するフードを与える必要があると考えているからです。

 

ヒルズではこの栄養素と高品質な原材料の組み合わせを守ることで多くの獣医師から支持されているとしています。

 

ただ、原材料には含まれているものを記載する義務があるので、購入する場合は一読することをオススメします。

 

 

サイエンスダイエットの成分

 

  • たんぱく質25.1
  • 脂質16.1
  • 粗繊維1.4
  • 炭水化物(NFE)51.9
  • カルシウム0.88
  • リン0.75
  • ナトリウム0.32
  • カリウム0.75
  • マグネシウム0.087
  • ビタミンC127ppm
  • ビタミンE1044 IU/kg
  • オメガ‐3脂肪酸0.62
  • オメガ‐6脂肪酸3.94
  • コンドロイチン硫酸883ppm
  • グルコサミン554 ppm

 

成分を見ると、健康を意識していることが分かります。

 

 

サイエンスダイエットの販売店

 

サイエンスダイエットは動物病院や専門店でも購入することが可能ですが、ネットショップで購入することも可能です。

 

とくにラインナップが豊富なため、自分の愛犬に最適なものを購入して与える必要があります。

 

また、他のフードと比べても高価格帯に属するので、転売目的の販売者も多くいます。

 

購入する際は、値段も適正かどうかをみてから購入することをオススメします。

 

 

サイエンスダイエットの総合評価

 

今回はヒルズ「サイエンスダイエット」をみてきました。

 

獣医師からも勧められることがあるドッグフードのため、栄養素についても非常にこだわりがあるとわかりました。

 

ただ、原材料をみたときに本当に必要なのかと疑問に思う点もいくつかありましたが、このサイエンスダイエットを柴犬にもオススメできるかというと普通におすすめはできると思います。

 

しかし、原材料を見たときに惜しいなと思う点がいくつかあったため、そこが少し気になるところでもあります。

 

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