柴犬にプリンシプルのドッグフードはおすすめできる?
プリンシプルのドッグフードは、人とペットの幸せを掲げている、サンシャイン・ミルズ社が製造する製品です。
選び抜かれた総合栄養食として、専門メーカーが開発を行っている安心感があります。
ただ、ドッグフードには、健康維持に不可欠な厳選された原材料が配合されているとのことですが、大切な柴犬にも安心して与えることが気になる人もいると思いますけど、今回はその評価と特徴についてです。
プリンシプルは、犬の種類に合わせて選べるように、複数の製品をラインナップに並べて展開しています。
製品はいずれも評価が高く、文字通り安心して与えることができると評判です。
良質でバランスが優れる製品ばかりですから、食べ続けた愛犬は肌質が変わったり、筋肉が付いて健康的な印象が与えられます。
必要とする栄養素も沢山入っているとの事ですが、柴犬に合うのかどうかです。
プリンシプルのドッグフードの特徴について
プリンシプルのドッグフードは、アメリカ産になっていいますので、原産国はアメリカという事になります。
株式会社ワイ・エス・エンタープライズさんというところが元締めのような感じで販売していると思います。
他に楽天やその他でも手に入るようですが、ネットで販売されているドッグフードになると思います。
そしてコチラのドッグフードの特徴をまとめるとこのようになります。
- 8種類に分かれている
- 開発者の犬に対する思いが強い
- 粒の大きさや色にバラつきがある
種類が豊富なので、ここが一番のメリットになってくるかもしれません。
愛犬(柴犬)の状況に合わせて使い分けすることができますので、より合ったものを見つけやすいと思います。
プリンシプルの8種類のドッグフードの特徴
プリンシプルのドッグフードでは、それぞれ特徴的な8種類が用意されています。
- パピー用
- アダルト
- プレミアムライト
- ラム&ライス
- ザ・ハーベスト
- プレミアムシニア
- グレインフリー!サーモン&SW
- グレインフリー!ターキー&SW
パピーは子犬と母犬用に最適な総合栄養食で、全犬種の子犬の基礎的な体作りを手伝うのが特徴です。
一方のアダルトは文字通り成犬用で、プリンシプルの中でも一番の人気を誇ります。
消化吸収の良い原材料を中心に、長きにわたって安心して与えられる成分構成です。
プレミアムライトはダイエット用で、肥満気味の愛犬に適している栄養バランスなのがポイントです。
ラム&ライスは、皮膚トラブルなどに悩むデリケートな成犬に最適で、皮膚の悩みを解消してくれます。
ザ・ハーベストは自然派の製品で、フルーツとベジタブルにハーブの組み合わせで構成されます。
トウモロコシや小麦に大豆など、これらの食材に万が一敏感な柴犬でも安心です。
プレミアムシニアは、7歳から高齢犬向けのドッグフードで、関節の負担を減らす為に適切な体重が保てます。
グレインフリーサーモン&SWは、乳酸菌も入っているのが特徴で、穀物をアレルゲンとする愛犬に与えられます。
グレインフリーターキー&SWも、たんぱく源のターキー以外は同様ですから、気分に合わせて選んだり、柴犬の好みによって与えることができます。
ざっとまとめるこのような感じになりますので、愛犬(柴犬)の状態に合わせて使うことができます。
プリンシプルのドッグフードの開発者はこんな人
プリンシプルを開発したのは、動物栄養学博士の肩書を持つジョージコリングス氏です。
ミシガン州立大学の栄養学・畜産学の博士号を始めとして、ラットガー大学の動物栄養学学士や、アメリカ栄養学協会会員の肩書もあります。
更にアメリカ飼料協会ペットフード協議会議長も務め、複数の企業で研究や開発を担うなど、常に何らかの形で動物に貢献している人物です。
開発者が重視するポイントは安全と安心で、安価な原材料を高度な技術で製品化している、市販のプレミアムフードを残念に思ったのが開発の切っ掛けです。
ジョージコリングス博士は、工場で確実に高品質な原材料を使用することを重視しており、仕入れから製造に出荷まで徹底的な管理を実現しています。
また、栄養学的な研究も完璧に行われていますから、まさに理想的なドッグフードを完成させました。
製造元のサンシャイン・ミルズ社は、博士の考えや意思を実現しているので、ここで作られるドッグフードもまた完成度が高めです。
粒の色と大きさが違うのは理由がある
一般的な製品は粒の形が揃っていますが、プリンシプルの場合は大きさが違います。
その理由は愛犬の健康を第一に考えており、着色やサイズの安定化をあえてしていないことにあります。
色やサイズを一定にしようとすると、着色料と安定剤の添加が不可欠になるので、それではプリンシプルの考え方に反してしまいます。
添加物は量を減らせば害が少ない、そういった考え方も存在しますが、プリンシプルは長期的に影響があると考えるわけです。
粒の色が違うのは、原材料が産地によって異なるのも理由で、大きさは乾燥させる際の湿度によるものです。
いずれもなるべく自然に製造する、というようなプリンシプルや開発者の理念が表れている印象です。
添加物の使用は、製造元によって協議されましたが、愛犬の健康を最優先に考えた結果、色とサイズの調整は今後も行わないことに決まりました。
色と大きさが不揃いなのは気になるものですが、品質には問題がないことが分かっているので、愛犬(柴犬)も満足してくれるはずです。
プリンシプルを使ってお客様の声から分かること
プリンシプルのドッグフードを与えている愛犬の便は、食物繊維を適度に含む、ボリュームのある掴みやすいものとの声があります。
これは良い便の証拠で、食べているものが違うからこそ、安心して与えられるのだと分かります。
他の飼い主の意見も、やはり美味しく食べて沢山良い便を出すという感想を寄せています。
何よりも愛犬が満足そうに食べる、その姿を見せてくれるのもプリンシプルの良いところだと思われます。
愛犬の毛が部分的にはげていて、ずっと気になっていた飼い主は、このブランドのドッグフードを与えて毛の再生を実現したようです。
化学物質のように特定の効能を持つというよりも、バランス良く栄養を与えて愛犬の力を引き出す、そんな印象が色濃く表れます。
自分の愛犬(柴犬)にも上記のことが当てはまるのであれば、もしかすると良い方向にいくかもしれません。
そして他のメーカーの製品を与え、その安全性に疑問を抱いていた人達は、置き換えて与えることで生じた変化に驚いています。
例えば、食欲がなくて殆ど口にしなかった愛犬が、自然と食欲を見せて少しずつ食べるようになったなどです。
毛色の薄さが気になっていたケースでは、再び色が濃くなって毛艶が褒められることも多くなったと、大満足を実感している様子です。
ただ、ここまでの内容は評価できますが、ただ原材料はちょっと違います。
ドッグフード!プリンシプルの原材料は?
プリンシプルの原材料です。
- 原材料
良質鶏肉粉、ライス、コーン粗分、コーン粉末、鶏肉脂肪、コーングルテンミール、乾燥ピートパープル、亜麻仁、乾燥全卵、キャノラオイル、酵母、塩化カリウム、レシチン、タウリン、L−リジン、Lカルチニン、グルコサミン、コンドロイチン
- ビタミン類
塩化コリン、ビタミンE、A、C、D、B6、B1、B12、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、リボフラビン、葉酸、ビチオン
- ミネラル
多糖類海草灰亜鉛複合物、鉄、マンガン、銅、硫酸亜鉛、硫酸銅、硫酸マンガン、ヨウ素カルシウム、、コバルト炭酸塩、亜セレン酸ナトリウム
上記のところまでは良かったのですが、ただ原材料のベースを見ると、ちょっと残念な感じがします。
ベースが良質鶏肉粉になっていますので、良質であることは間違いないかもしれませんが、それがどこまで良質なものなのかが分かりません。
普通は「鶏肉」と記載があるのが気遣いされているドッグフードになりますが、肉粉を使っていますので、普通に使うことができることは確かなことですけど、でも良質なドッグフードを求めている人には不向きになってくると思います。
肉粉ではなくて、せめて加工前の鶏肉でないとレベルが高いとは言えないと思います。
ドッグフード!プリンシプルの保証成分
- 粗タンパク質24%
- 粗脂肪15%
- 粗繊維3%
- 水分11%
- 代謝エネルギー407kcal/100g
プリンシプルの保証成分です。
ややカロリーが高い内容になっています。
プリンシプルのドッグフードの取り寄せ料金
成犬用 | |
---|---|
800g | 1,140円 |
2.4kg(800g×3袋入り) | 3,000円 |
9kg(4.5kg×2袋入り) | 8,400円 |
送料 | 別途 |
コチラは成犬用の例で記載していますけど、販売店によって価格が変わると思うので、目安にして下さい。
後の7種類も同じような感じで、若干価格に差があるくらいです。
送料は別途になっています。
プリンシプルのドッグフードの総合評価
プリンシプルのドッグフードを総合評価をすると、本当の意味では、柴犬にはおすすめできないと思います。
あまり批判じみたことは言いたくはないのですが、もう少し原材料への配慮と工夫が必要だと思います。
内容的には、とても悪いという事でもありませんけど、でも良いとも言えません。